全部合わせて16選。どれもほぼ無料でWebライターに必要なものを一通りまとめました。
この記事では、
- Webライターを始めるのに必要なものって何?
- ネットでかんたんに安くそろえられるかな?
- 正直あまり手間やお金はかけたくない……。
そんな疑問にお答えします。
Webライターに必要なもの、とは言っても場面によりさまざまなので、
- Webライターを始めるのに必要になもの6選
- Webライティングに必要になもの3選
- Webライターあると便利なもの7選
以上の3つのカテゴリに分けて順番に解説していきます。
記事を解説する前に簡単な自己紹介です。
■この記事を書いている人
- 現役Webライター1年目
- ランサーズシルバーランク
- Webライターで毎月1万円を稼いでいる
この記事では、そんな僕があまりお金をかけずに使用して良かったものだけを厳選しています。
この記事を最後までお読みいただくことでWebライターに必要なものをまとめてそろえることができます。
Webライターを始めるのに必要なもの6選
Webライターに始めるのに必要なものは以下の通りです
■Webライターを始めるのに必要なもの6選
1.ノートパソコン
2.インターネット環境
3.Googleアカウント(無料)
4.クラウドソーシングサイト(無料)
5.楽天銀行の口座(無料)
6.ミーティングツール(基本無料)
Webライターを始めるのにかかる初期投資はパソコン代で5万円~10万円くらいです。あとはインターネット代ので月5000円程度をみておけばOKです。
それでは、以下で順番に解説していきます
1.ノートパソコン
Webライターを始めるのに必ず必要になるのは何と言ってもパソコンです。
パソコンというとお金がかかりそうなイメージですが、Webライターの場合そこまでハイスペックで高価なものを用意する必要はありません。
■パソコンのおすすめスペック
・メモリ:8GB以上
・ストレージ:SSD256GB以上
・CPU
・intel:Core i5以上
・AMD:Ryzen5以上
・インチ:14インチあれば十分
これくらいのスペック(性能)があれば十分で、大体5万円~10万円あれば用意することができます。
スペックについて簡単に触れておきます。
■CPUとは
CPUとは簡単に言うとパソコンの頭脳のことで、スペックが高ければ高いほど能力が高い特徴があります。Webライターのように文章作成が中心ならCorei5もあれば十分です。
■ストレージとは
ストレージとはデータを保管する場所のことで、例えると、机の上の書類やノートを保管する棚のことです。ストレージが不足するとデータが保管できなくなったり、強制シャットダウンなどのエラーが起こります。
■メモリとは
メモリはパソコンの動作を左右するもので、容量の数値が大きいほどパソコンの動作がサクサク動きます。文章作成であれば8GBあれば十分です。同時に様々なソフトを使用したい場合は16GBもあれば快適に作業できます。
■インチとは
インチとは長さの単位の一つで、画面のサイズを表すときによく使われます。Webライターの作業の場合14インチもあれば十分です。作業もそうですが持ち運びするのにもこれくらいが丁度いいです
ちなみにインチは画面の対角線の端から端までの長さ(センチメートル)を2.54で割ることで分かります。
- 14インチ:35.56cm
- 15インチ:38.10cm
- 16インチ:40.64cm
こんな感じです。参考までにどうぞ。
ちなみに、Webライターはスマホでも出来なくはありませんが、効率が悪いのと仕事の幅を狭めてしまうのであまりおすすめできません。
2.インターネット環境
インターネット環境はパソコンに続いて必要なもので、とりあえず光回線であれば環境としては十分です。通信速度が微妙だとリサーチの時にストレスになるのでここは気を使っておきましょう。
また、インターネット環境の付属としてセキュリティソフトも忘れずに入れておきましょう。ウイルスなどで自分のパソコンはもとより、クライアントへ迷惑をかけることにもなりかねません。
ちなみに有線でもとりあえずは問題ありませんが、ルーターでWi-Fiを飛ばした方がどこでも作業できるのでおすすめです
3.Googleアカウント(無料)
Googleアカウントを登録すると以下のように様々なアプリが使えます。
■Googleアプリの一例
- Gmail(言わずもがなメール)
- Googleドキュメント(執筆、納品で使う)
- Googleスプレッドシート(案件で使う場合がある)
- Googleキーワードプランナー(SEOライティングに役立つ)
しかもこれ全部無料で使えます。お得感半端ないです。
GoogleアプリのGoogleドキュメントやスプレッドシートは案件の納品条件になっていることがあります。なので、Webライターを始める場合はGoogleアカウントを登録するようにしましょう。
ちなみに、もともとGoogleアカウントを持っている人は、Webライター用として新たにアカウント登録することをおすすめします。プライベートと同じアカウントにしてしまうと、メールなどの管理がハッキリ言って面倒です。
4.クラウドソーシングサイト(無料)
クラウドソーシングサイトはWebライター案件を獲得するのに必要になります。初心者でも案件獲得しやすく便利なので、登録しましょう。
とりあえず以下の大手2サイトを登録しておけばOKです。
どちらも案件豊富で、文字単価・初心者向けなどのように自分にあった条件の案件絞りこみが出来きます。
Webライター初心者が案件獲得する方法は以下の記事で詳しくまとめています
5.楽天銀行の口座
楽天銀行の口座は案件報酬を振り込んでもらうのに必要になります。
なぜ、たくさんある銀行の中で楽天銀行かと言うと、大手クラウドソーシングサイト(クラウドワークス、ランサーズ)の振込手数料が100円と安いからです。他の銀行だと500円かかってしまい、少額とは言えど回数を重ねるともったいないですからね。
ちなみに、もともと持っている口座でも問題はありませんが、上記の通り手数料がもったいないのと、確定申告の手続きが面倒なるのであまりおすすめしません。
なので、Webライターを始める場合は、楽天銀行の口座を新たに開設するようにしましょう。
6.ミーティングツール
ミーティングツールはクライアントとやり取りをするときに必要になります。
チャットワーク、ZOOMなどのミーティングツールでやり取り出来ることは、案件募集の条件になっていることがよくありますので登録をしておきましょう。いずれも登録無料で使用できます。
■チャットワーク無料でできること
・チャット機能
・ビデオ通話機能
・タスク管理機能
・ファイル管理機能
■ZOOM無料でできること
・Web会議(40分)
・画面共有
・リモート操作
・ブレイクアウトルーム
・テキストチャット
有料範囲もありますが上記のようにWeb会議やチャット機能は無料でも使用できるので、Webライターの場合無料で問題ありません。
Webライティングに必要なもの3選
Webライティングに必要なものは以下の通りです。
■Webライティングに必要なもの3選
1.ライティングツール
2.装飾ツール
3.勉強本
以下で順番に解説します。
1.ライティングツール
WebライターはWeb上に文章を書くことがメインの仕事です。
以下のツールはライティングに必要なのでおさえておきましょう。
- Googleドキュメント
- Googleキーワードプランナー
- ラッコキーワード
- コピペチェックツール
Googleドキュメント
Googleドキュメントは前述した通り、Googleアカウントに登録することで無料で使用することができます。Wordとほぼ機能が変わらずスマホでも簡単に操作できるのでライティングに向いているツールです。
それに見出し機能、校正機能、文字数カウント機能なども兼ね備えています。実際に僕も使い勝手の良さからGoogleドキュメントをメインにライティングしています。
Googleキーワードプランナー
GoogleキーワードプランナーはSEOライティングに必要になります。
■SEOとは?
SEOとはグーグルなどで検索したときに自社サイトが上位表示(検索1発目)されるように工夫することです。SEOは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったもので、Searchは検索、Optimization最適化という意味です。なので検索エンジン最適化とも呼ばれます。
Googleキーワードプランナーを使うことで、指定したキーワードがどのくらい需要があるのかを調査することができ、そこから検索上位を狙ってライティングをすること(SEOライティング)ができます。SEOライティングは高単価案件も多いのでGoogleキーワードプランナーは操作できるようにしておきましょう。
ラッコキーワード
ラッコキーワードはキーワードをリサーチするときに必要となります。
たとえば、キーワードがどんな組み合わせで検索されているのかを調べることができて、ライティングのヒントを得ることができます。また、Googleキーワードプランナーと組み合わせることでSEO対策をより強固にすることができます。
ラッコキーワードには無料と有料があり、無料の場合は1日あたり50回キーワード検索することができます。
コピペチェックツール(CopyContentDetector)
コピペチェックツールは簡単に言うと作成した文章が他のサイトと重複(コピー)していないか確認することができるツールです。
募集案件にはコピペチェックツールの結果が〇〇%以下などの指定条件がある場合がありますので必ず用意しておきましょう。CopyContentDetectorが無料で使いやすいのでおすすめです。
2.装飾ツール
Webライターは文章を書くこと以外にも、画像の貼り付けや、サムネイル作成(記事のイメージをした画像)なども作業範囲になるので装飾ツールが必要となってきます。また、文章作成+αの案件は文字単価アップにも繋がるので以下のサイトは抑えておきましょう
- Canva(画像編集ができる、サムネイルの作成)
- クイックピクチャーツールズ(画像加工サイト)
- フォトAC(画像素材サイト、商用利用OK)
いずれも無料で使用できます。
特にCanvaは使い勝手も良く、使用している人が多いことからネット上にノウハウもたくさんあるのでおすすめです。ちなみに僕も画像加工は基本Canvaを使用しています。
3.勉強本
Webライターに求められる「分かりやすい、伝わりやすい文章」を書くには文章の勉強が必要です。10冊以上の文章の本を読んできた僕が厳選した3冊を以下に紹介します。
■Webライティングのおすすめ勉強本
- 新しい文章力の教室
- 文章はつかみで9割り決まる
- web文章術プロの仕掛け66
Webライターを始める前にまずは読んで欲しい本が「新しい文章力の教室」です。これ1冊を読み込めば文章の基礎を理解することができます。
次に「文章はつかみで9割り決まる」ですが、実際に記事を書くとよくつまづくのが冒頭文(タイトルの次の部分)で、この冒頭文が書けない悩みを解消できます。
「web文章術プロの仕掛け66」は、文章の基礎を理解した後で、ライティング能力(文章力、SEOなど)を高められる1冊です。
より理解を深めるのに3冊まとめて読むことをおすすめします。
Webライターがあると便利なもの7選
■Webライターがあると便利なもの7選
1.ノートパソコンスタンド
2.WordPressブログ
3.ポケットWi-Fi
4.マインドマップ
5.クラウド会計ソフト
6.デュアルモニター
7.目の疲れを癒すグッズ
基本的に安くて便利な物を厳選してますので、参考にしてください。
1.ノートパソコンスタンド
Webライターはパソコン作業がメインなので腰痛、肩こりやタイピングによる手首の痛みなどが付き物で、これを解消するのに役立つのがノートパソコンスタンドです。その理由は、ノートパソコンスタンドはパソコンの角度を調整することが出来て疲れを軽減できるからです。
- 手に角度が付いてタイピングが疲れない
- 目線も上がることで腰痛や肩こりが改善する
といったようにノートパソコンスタンドの効果は抜群です。安価なものであれば2000~3000円で買えるので導入ハードルもかなり低めです。
2.WordPressブログ
WordPressブログはポートフォリオとして活用できるので便利です。
■ポートフォリオとは?
簡単に言うと自己アピールに使用する作品集のこと。例えば、「こんな記事が書けます」、「こんな文章構成を考えられる」など、言葉で提案しても信頼性に欠ける部分を視覚的に補うことができます
ポートフォリオがあることは、クライアントへ実績を明示しやすく
- 案件獲得率が上がる
- 高単価案件の獲得に繋がる
などの効果が期待できます。取り急ぎ無くても問題ありませんがWebライターのステップアップには必ず必要になってくるので、Webライターをしながらブログを書くことをおすすめします。
3.ポケットWi-Fi
Webライターをしているとモチベーションが下がって文章が書けないことがあります。
そんな場合に便利なのがポケットWi-Fiです。なぜなら、ポケットWi-Fiがあればどこでもライティングすることができるからです。たとえば、図書館、公園、喫茶店などいつもと違う環境でライティングすることがリフレッシュに繋がって文章が進むようになります。なので、ポケットWi-Fiはマストではありませんがあると便利です。
ただし、ランニングコスト(料金相場4000円/月程度)がかかるので予算に余裕がある場合に限られます。
4.マインドマップ
マインドマップとは、目的のキーワードから連想ゲームのように思考やアイディアを広げることができるツールです。ライティングはリサーチ頼りだとコピペ率が上がってしまうので、記事のオリジナリティを出すときにとても便利です。
マインドマップはエドラマインドが無料(容量制限あり。)で使いやすいのでおすすめです。
5.クラウド会計ソフト
Webライターとして年間20万円以上稼ぐ場合はクラウド会計ソフトがあると便利です。なぜなら、確定申告がスムーズにできるからです。
それに、クラウド会計ソフトと収支データ連携をしておけば手入力の手間をなくすことができます。また、クラウドなのでネット環境さえあればいつでもどこでもアクセスできるのも利点です。ただし、オプションにもよりますが数千円~数万円はかかるので頭に入れておきましょう
途中から帳簿を付けるのは大変なので、年間20万円以上を稼ぐことを想定している人はあらかじめクラウド会計ソフトを導入しておきましょう。
6.デュアルモニター
デュアルモニターは作業効率を上げるのに便利です。なぜなら、複数作業が同時にできるからです。
たとえば、記事のリサーチを1画面でする場合ですが「リサーチ→メモする→リサーチ」といったように画面をポチポチ切り替えながら作業するので、ハッキリ言ってめちゃくちゃ効率悪いです。
デュアルモニターを使うことで2画面展開になりリサーチしながらのメモが可能になるので作業効率があがります。効率が上がるということは報酬時給アップにも直結します。
このように、デュアルモニターは作業効率をあげるのに便利なアイテムです。
ちなみに、1画面でも画面を分けることが可能なのでリサーチとメモを同時に作業することはできます。ですが、ノートパソコンの場合表示が小さくなり過ぎてしまいかえってやりづらいのでです。
7.目の疲れを癒すグッズ
Webライターは長時間パソコン作業をするので目が酷使されてめっちゃショボショボします。
たとえば、
- 目のピント調節機能がうまく機能しなくなり疲れる
- 目のまばたきが減ってドライアイになる
こんな感じですね。
なので、Webライターに目の疲れを癒すグッズは欠かせません。具体的には、目薬や、ホットアイマスクが安価でおすすめです。
まとめ:Webライターに必要なものは、すぐにそろいます
この記事でWebライターに必要なものを解説しました。
おさらいすると
■Webライターを始めるのに必要なもの6選
1.ノートパソコン
2.インターネット環境
3.Googleアカウント(無料)
4.クラウドソーシングサイト(無料)
5.楽天銀行の口座(無料)
6.ミーティングツール(基本無料)
■Webライティングに必要なもの3選
1.ライティングツール
2.装飾ツール
3.勉強本
また、あると便利なものは
■Webライターがあると便利なもの7選
1.ノートパソコンスタンド
2.WordPressブログ
3.ポケットWi-Fi
4.マインドマップ
5.クラウド会計ソフト
6.デュアルモニター
7.目の疲れを癒すグッズ
と、いった感じです。
上記でWebライターに必要なものは一通りそろいます。
パソコン費用だけは高めですがそれ以外は無料もしくは安価でそろえることができますので参考にしてください。
コメント