職場にはいろんな人がいて、ホント人間関係って大変ですよね。
僕も毎回異動先でしんどいと思うのは職場の人間関係なのでよくわかります。
この記事では
- 職場の人間関係に疲れた
- 無理に話を合わせるのが辛い
- 職場の人間関係を割り切りたい
そんなあなたの疑問に応えていきます。
実は、「ドライな付き合い方」をすることで職場の人間関係のストレスは減らすことができます。
なぜなら、物事を割り切るマインドが持てるようになり感情に流されなくなるからです。
この記事では、職場の人間関係をドライにする効果をイメージしやすいように、実体験でまとめています
この記事を最後までお読みいただくことで、職場の人との関わり合い方を変えストレスを減らせるでしょう
- 物流企業管理職10年
- 人材マネージメント経験あり
- くせ強めの女性パートさんが多い職場勤務
職場の人間関係をドライにするとストレスが減る
- 気持ちが落ち込んで仕事に集中できない
- 職場の人を考えてしまい寝つきが悪い
- めまいや耳鳴りがする
ストレスが続くとこのような状態に陥ってしまうことがあります。
実際に職場の人間関係で悩んでいたときの僕もそうでした
ストレス度合いは厚生労働省ストレスのサインでチェックしてみて!
職場の人間関係からくるストレスは、ドライな人間関係を築くことで減らせます
なぜなら、ドライな人間関係を築いていくと
- 物事を割り切って考えられる
- 感情に流されない
といったようなマインドを持てるようになり、人間関係で思い悩むことを減らせるからです。
では、具体的にはどのようにすればいいのでしょうか。
ドライな人間関係を築くために意識するポイントは3つ
ドライな人間関係を築くことはそこまで難しくなく、自分の意識を変えるだけです。
意識するポイントは次の3つです。
- 他人は変えることができない
- 他人の評価は気にしても意味がない
- 友達ではなく、あくまでも職場の人
このようなポイントを意識することで、感情に流されずドライな人間関係を築いていくことができます。
他人は変えることができない
ドライな人間関係を築くためには、他人は変えることができないことを意識するようにしましょう。
ハッキリ言って他人の行動や性格を変えることはまず難しいです
なぜなら、そもそもコレができていれば職場の人間関係に悩むことはないハズです
たとえば、アドラー心理学の理論に「課題の分離」という考え方があります。
「課題の分離」はかんたんに言うと物事を自分の課題と他人の課題に分ける考え方のことです。
- 自分の課題=自分でコントロールがきくこと
- 他人の課題=他人でしかコントロールがきかないこと
このように他人の課題は、他人でしかコントロールすることができません。
他人の性格や行動は他人の課題になるので無理に変えようとすれば、ストレスがかかるだけです。
なので、「他人は変えることができない」ことを念頭に置いておくことで、職場の人と割りきって接することができます。
他人の評価は気にしても意味がない
- 他人から嫌われたくない
- こんなことを言ったら相手がどう思うか……。
- 伝え方に問題はなかっただろうか……。
このように、他人の評価を気にすることはストレスがかかるだけで意味がありません。
なぜなら、職場の人全員に気に入られることはそもそもが難しいからです。
たとえば、人間関係について「好意1対2対7の法則」があります。
この法則は10人の内1人に対してどのような好意を持つかの割合を表したものです。
■好意1対2対7の法則
- 1人:気が合わない
- 2人:気の合う人
- 7人:どちらでもない
このように、人間関係はどうやっても1人は気が合わない人が出てきてしまうので、全員に気に入られることがそもそも難しいんですね。
で、あれば最初から気にしない方が得策です
もちろん雑に人を扱っていいことにはならないですが、仮に嫌な態度を取られたとしても、
法則のもと仕方ないと割り切って思い流すことができます。
このような考え方を意識することで、あなたにかかる職場の人間関係のストレスはグッと減らせるでしょう。
友達ではなく、あくまでも職場の人
職場の人はあくまでも職場の人であり、友達でも何でもありません。
■友達とは
- 損得勘定抜きの付き合い
- 本音で話せる
- 相手に嫌な部分があっても許容できる
職場では友達のように本音で話す必要もありませんし、寛容でなくても問題ありません。
職場の人間関係なので当たり前のことです。
気にしなくて全然OK!
「友達ではない」ということをしっかりと意識することで職場の人間関係に対する悩みのハードルを下げれるでしょう。
職場の人間関係をドライにして得た気付きや変化
ここでは、実際に職場の人間関係をドライにしてどんな変化があったかについて解説します。
結論を先に申し上げますと、職場の人間関係のストレスはゼロとまではいきませんが、以前と比べてかなり楽になりました。
夜もよく眠れて寝起きに憂鬱になることも今ではありません。
- ドライな人間関係でも仕事は上手く行く
- 他人の言動が気にならなくなった
- 職場の人間関係でイライラすることが減った
- お付き合い同調がなくなり気疲れが減った
- 孤独感はたまに感じるが許容範囲
以下で、順番に解説します
ドライな人間関係でも仕事は上手く行く
「職場の人間関係をドライにしてしまうと、仕事がやりづらくなるかも……。」
そんな心配は無用でした
ドライな人間関係でも仕事は問題なく進められます。
なぜなら、こちら側が意識を変えているだけなので、周囲への影響は特にないからです。
むしろ、ドライな人間関係を築いてからのほうが、仕事の効率が上がったと実感しています。
ドライな関係は頼みづらい仕事も淡々とお願いできますし、余計な雑談に時間を取られることもありません。
他人の言動が気にならなくなった
職場の人間関係をドライにしたことで、他人の言動が気にならなくなりました。
- イライラした態度をとられる
- マウントをとって話しをしてくる
- 仕事の愚痴や他人の陰口を話してくる
以前はこのようなことがあるといちいち反応してストレスを溜めていましたが、
「友達ではなく、あくまでも職場の人」
の割り切り意識があることからうまく聞き流すことができています。
職場の人間関係でイライラすることが減った
職場の人間関係をドライにして得られた変化はイライラすることが減ったことです。
なぜなら、相手の感情に対して感情で返すことがなくなったからですね。
例えば相手が怒りの感情を持って詰め寄ってきたとしても、
怒っていること自体は相手の課題であり仕事には関係ない
と割り切って淡々と対処できるようになったことがあります。
職場の人間関係をドライにすることは、いい意味で人に対して無関心でいられるのでイライラすることが減ります。
お付き合い同調がなくなり気疲れが減った
職場の人間関係をドライにしたことで、基本的に同調することがなくなりました。
- マウントをとる上司
- 愚痴っぽいパート女性さん
- プライベートを話してくる同僚
このように職場には同調を求めてくる人がたくさんいます。
■同調とは
他人の意見・主張などに賛同すること。
引用元:goo国語辞書
「友達ではなく、あくまでも職場の人」
を意識することで、無理に相手に話しを合わせる気疲れを減らせています。
孤独感はたまに感じるが許容範囲
職場の人間関係がドライになってから、たまに孤独感を感じます。
そもそも職場の人と話す機会が減ったので、ぼっちの感覚になるのは致し方ないのかなと思います。
ですが、職場の人間関係でストレスを感じるよりは全然マシです!
それに話したいことは友達であったり、家族と話せばいいことなので全然許容範囲です。
注意!ドライは適当に対応するのとは違います
ドライはあくまでも合理的に割り切るといった考え方です。
■ドライとは
そっけないこと。感情・人情などに動かされないで、合理的に割り切ること
引用元:goo国語辞典
間違っても職場の人を無視したり、ぶっきらぼうな言葉で傷つけたりしてはいけません。
それこそ、人間関係が悪化してストレスの原因を自ら作ってしまいまうことになりかねません。
職場の人間関係をドライにすることは、人に対して適当に対応するのとは違いますので注意しましょう。
まとめ 職場はドライで疲れない人間関係を築こう
この記事では、職場の人間関係をドライにする考え方について解説しました。
職場の人間関係に疲れたら人間関係をドライにすることを考えてみましょう。
ドライにすることで人間関係のストレスを減らせます。
ドライな人間関係を築くために意識するポイントは次の3つでしたね。
- 他人は変えることができない
- 他人の評価は気にしても意味がない
- 友達ではなく、あくまでも職場の人
これらのポイントを意識することで、人間関係に対する割り切りマインドを持てます。
職場の人間関係をドライにしてストレスフリーな働き方に変えていきましょう。
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