ブログジャンルは、ブログ収益化を左右する重要な要素です。正しい知識をもってジャンル選びをしないと失敗する可能性はかなり高いです。
コツコツと100記事書いて収益ゼロなんてことも往々にしてありえます。
とは言え、始めから完璧にこなせる人なんていませんよね。僕もブログ初心者の頃は上手くいかずにジャンルをコロコロ変えていました。
でも大丈夫です。
正しい知識をインプットすることで、論理的にブログジャンルを決めることができます。
この記事では、「ブログジャンルの決め方を5STEP」で解説していますので、段階的にブログジャンルを決めていくことができます。
ブログを始めるときは、記事を書きたい気持ちが先行してしまいがちですが、まずはジャンル選びを徹底的にすべきです。
ジャンル選びには時間がかかりますが、今後のブログ運営(収益)に大きく左右するのでしっかりと本記事で学んでおきましょう!
ブログの始め方について以下の記事でまとめていますので、合わせて参考にしてみてくださいね!
ブログジャンルの決め方5STEP
それでは、さっそくブログジャンルの決め方です!
■ブログジャンルの決め方5STEP
- 【STEP1】知識や経験があるジャンルを選ぶ
- 【STEP2】選んだジャンルの需要をリサーチする
- 【STEP3】アフィリエイト案件をリサーチする
- 【STEP4】ジャンルを絞り込む
- 【STEP5】競合サイトをリサーチする
以下で順番に解説していきます。
【STEP①】知識や経験があるジャンルを選ぶ
ブログジャンルを決めるときは知識や経験があるジャンルを選びましょう。
知識や経験がなくてもジャンルを選ぶことはできます。
ですが、一からジャンルについて学ぶことは相当な時間がかかるのでまずは、あなたが情報発信できそうなジャンルに焦点を絞りましょう。
たとえば、会社員の場合、
- 転職
- 動画配信サービス
- 電子書籍
- 婚活・恋愛
といったようなジャンルであれば、大抵の人は経験があると思うので情報発信しやすいですね。
転職であれば、履歴書の書き方、採用面接の対策、採用後の準備、など実体験を活かして記事を書くことができます。
僕の場合は、会社員として働きながら雑記ブログとWebライターの経験があったので、副業ジャンルとしています。
まずは、あなたの知識や経験の棚卸をして、ジャンルに活かせそうなものを発掘してみましょう!
うーん。知識や経験が見当たらない……。
知識や経験が見当たらない場合は、興味のあるジャンルやこれから勉強してみたいジャンルなどを選んでみましょう。
一から勉強しなくてはならないので大変ではありますが、興味があるジャンルであれば継続していくことができますね。
【STEP②】選んだジャンルの需要をリサーチする
次に、選んだジャンルの需要をリサーチしていきます。
なぜなら、需要が無ければ記事は読まれませんし、記事が読まれなければ収益化もできないからです。
ここでは、その点をあらかじめ確認していきます。
需要のリサーチはどうやってする?
ジャンルの需要をリサーチするには、
- Googleキーワードプランナー
- ラッコキーワード
といったツールを利用することで可能です。
Googleキーワードプランナーは「検索ボリューム」、ラッコキーワードは「キーワード数」を確認できます。
たとえば、「転職」ジャンルの場合で見てみると、
1ヶ月に10万~100万の検索ボリュームがありますので、十分な需要があることが確認できます。※2024年1月時点
そして、転職に関連するキーワード数は895HITとキーワード数も多く、まず記事のネタ切れも無いでしょう。※2024年1月時点
【STEP③】アフィリエイト案件をリサーチする
選んだジャンルの需要があることが確認できたら、アフィリエイト案件のリサーチをします。
アフィリエイト案件が無いと収益化ができませんからね!
仮にアフィリエイト案件が無くても、Amazonアソシエイト、Googleアドセンスなどでも収益化することもできます。
ですが、報酬額が小さくなりコスパが悪くなってしまうといったデメリットがあります。
なので、まずはアフィリエイト案件を優先してリサーチしましょう。
アフィリエイト案件のリサーチ方法ですが、アフィリエイト案件はASPサイトで検索して確認することができます。
たとえば、A8ネットで転職ジャンルについてみていきます。
まず検索窓に転職と検索します。
検索した結果、387件のアフィリエイト案件があることが確認できました、
これだけあればコンテンツに合うアフィリエイト案件を見つけることができますね。
【STEP④】ジャンルを絞り込む
ジャンルの需要、アフィリエイト案件が確認できたら、ジャンルを更に絞り込んでいきます。
なぜジャンルを絞る必要があるの?
ジャンルを絞る理由は、分かりやすいジャンル(キーワード)は競合が強く個人ブログでは検索上位表示が難しいからです。
たとえば、転職ジャンルであれば、
- ビックキーワード 転職
- ミドルキーワード 転職 40代
- スモールキーワード 転職 40代 在宅
このようにビックキーワード→ミドルキーワード→スモールキーワードの順で絞っていきましょう。
スモールキーワードまで絞ることで、競合がそこまで強くなくなり検索上位を狙うことができます。
当ブログ(副業)も同じようにジャンルの絞り込みをしています。
- ビックキーワード 副業
- ミドルキーワード 副業 40代
- スモールキーワード 副業 40代 ブログ/Webライター
といったように、年齢や副業の中でも在宅でできるものに限定してジャンルを絞っています。
【STEP⑤】競合サイトをリサーチする
ジャンルを絞りこんだら競合サイトのリサーチをしていきます。
絞りこんだジャンルをGoogle検索して、上位10サイトに個人ブログが表示されていればジャンルを決定しましょう。
戦う余地ありです!
逆に企業サイトばかりの場合は、面倒でもジャンルを再選定するか、大枠のジャンルは変えずに絞り込み方を変えるなどして見直しをおこないましょう。
「骨がおれるところですが、重要な部分なのでくじけずがんばりましょう!」
ブログ初心者におすすめのジャンル
結論から申し上げますと、ブログ初心者におすすめのジャンルは以下の通りです。
■ブログ初心者におすすめのジャンル
- 転職
- プログラミングスクール
- オンライン英会話
- 婚活・恋愛
以下で、順番に解説していきますね!
転職
転職ジャンルは前述の例の通り、需要が多いのでおすすめのブログジャンルになります。
月間検索ボリュームも10万〜と、申し分ありません。
それに、転職は昔と比べると珍しくなくなってきていることもあり、今後も安定した需要が見込めます。
また、転職経験は誰しも少なからず経験があるかと思うので、実体験を提供しやすいジャンルでもあると言えます。
アフィリエイト案件も、報酬単価が7000円~10000円、成約率も50%~70%と比較的取り組みやすい内容が多く見受けられます。
このように、転職ジャンルは初心者の方でも取り組みやすいジャンルと言えます。
プログラミングスクール
プログラミングスクールも転職ジャンルと同様に需要が多いことからおすすめのジャンルです。
月間検索ボリュームはプログラミングスクールが1万~10万、プログラミングでは10万~100万です。
アフィリエイト案件は新規相談や無料カウンセリングで5000円~10000円、新規契約は20000円~30000円と高単価な部分もおすすめの一つです。
ただし、考えることは企業サイトも同じで高単価案件は競合が強いです。
なので、ブログジャンルの決め方のSTEP4の通り、ジャンルを絞りこむ工夫は必要ですね。
オンライン英会話
オンライン英会話は今後も継続して稼げる見込みがあるジャンルです。
その理由として、2020年度から小学校3・4年生は英語教育が必修化、5・6年生は教科化され、今後のグローバル人材化の需要が高いことからです。
ちなみに、
- 必修化:教科書はなく英語に触れていくイメージ
- 教科化:文字通り教科書があるってことです
また、報酬単価が3000円~5000円、成約率が80%~のアフィリエイト案件が多く、コンスタントに稼げることもオンライン英会話がおすすめな理由です。
婚活・恋愛
婚活・恋愛ジャンルは市場が安定しているジャンルなので、継続して稼ぐことができます。
市場が安定している半面、ビックキーワードを狙うのは難しいですが、切り口を絞っていけば上位表示はまだまだ可能です。
ラッコキーワードで婚活のキーワードを調べてみると、800HIT超えしているので、色々な切り口が考えられますね。
- 婚活 アプリ 1万~10万
- 婚活 パーティー 1万~10万
- 婚活 服 100~1000
キーワードのほんの一部ですが、月間検索ボリュームも問題ありません。
アフィリエイト案件は資料請求・新規登録といったように成約条件が比較的難しくない案件も豊富なので、初心者でも取り組みやすいジャンルとなっています。
避けるべきブログジャンル
ジャンル選びを間違うと、めちゃくちゃコスパが悪くなるかそもそも収益化できないといったことになってしまいます。
以下のジャンルは避けるようにしましょう。
■避けるべきブログジャンル
- YMYLジャンル
- 報酬単価が低い
- 成約率が低い
YMYLジャンル
YMYLジャンルは個人ブログで上位表示させるのはまず難しい、というか不可能に近いので絶対に避けるべきジャンルです。
■YMYLジャンルとは
Your Money Your Lifeの略のことで、お金・健康・生活などに人生レベルで大きく影響を与えるジャンルのこと
YMYLジャンルは人に与える影響が大きいので、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)が特に求められるジャンルです。なので個人ブログで対策することは難しいです。
E:専門性(Expertise)
A:権威性(Authoritativeness)
T:信頼性(Trustworthiness)
■具体的なYMYLジャンル
金融・クレジットカード・不動産
健康・病気・薬
政治・法律・宗教
など、、、
たとえば、法律について個人と企業サイト、あなたはどちらの記事が信頼できますか?答えは明白ですね。
実際に、法律でGoogle検索してみると
■「法律」のGoogle検索結果
- 消費者庁
- 法テラス
- 日本弁護士連合会
- 内閣法制局
- 法務省
といったようなサイトが上位表示されていました。
個人で太刀打ちするのは難しいですよね……。
このように、YMYLジャンルはまず避けるべきブログジャンルと言えます。
報酬単価が低い案件が多いジャンル
結論: 報酬単価が低いジャンルは避けるようにしましょう。
なぜなら、報酬単価が高くても低くても1記事書く労力は変わらないので、コスパが悪くなるからです。
たとえば、成約率が変わらないとすると1000円と5000円の案件では成果報酬が5倍違ってきてしまいます。
なので、コスパを落とさないように、報酬単価が低い案件が多いジャンルは避けるようにしましょう。
成約率が低い案件が多いジャンル
成約率が低いと、ブログへのアクセスを大量に集める必要が出てくるため、記事作成のコスパが非常に悪くなります。
■成約率とは
アフィリエイトは訪問したユーザーが商品の広告をクリックしてサービスを購入したり登録したりすると報酬が発生します。この、成約する確率を成約率といいます。ちなみにCVR(コンバージョン率)とも呼ばれますので覚えておきましょう
たとえば、報酬単価が5000円のアフィリエイトリンクが月に10クリックされるとして、成約率が10%、50%、80%の場合を比較すると、
10×10%×5000円=5000円
10×50%×5000円=25000円
10×80%×5000円=40000円
成約率によって成果報酬がかなり変わってきます。
あくまでも10クリックで仮定しただけなので、これが50クリック、100クリックとなっていくとその差は更に広がっていきます。
成約率は報酬の影響力が大きい!
ちなみに、成約率の目安としては80%以上が理想です。
このように、成約率は成果報酬に大きく影響しますので、成約率が低いジャンルは極力避けるようにしましょう。
まとめ 競合に勝てるジャンルを選ぼう!
今回は、ブログジャンルの決め方について解説しました。
ブログジャンルは以下の5STEPで決めることができます。
■ブログジャンルの決め方5STEP
- 【STEP1】知識や経験があるジャンルを選ぶ
- 【STEP2】選んだジャンルの需要をリサーチする
- 【STEP3】アフィリエイト案件をリサーチする
- 【STEP4】ジャンルを絞り込む
- 【STEP5】競合サイトをリサーチする
ブログのジャンルを決めるときは、競合に勝てるジャンルを選ぶことを意識しましょう。
また、勝てそうにないジャンルはコスパが悪いので避けていくのもポイントですね。
■避けるべきブログジャンル
- YMYLジャンル
- 報酬単価が低い
- 成約率が低い
まずは、あなたの知識や経験が活かせるジャンルを考えてみましょう!
オリジナリティは競合サイトに勝つためのスパイスになります!
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